StrConv関数
文字列の全角と半角を変換する
元の文字列に、半角や全角に変換したい文字列を指定し、”変換する文字種”で全角にするか半角にするかを指定します。
対象は、アルファベット・記号・数値です。
変換する文字種に“vbWide“を指定すると全角に、”vbNarrow”を指定すると半角になります。
実行サンプル
次のデータで試しましょう。
半角→全角
A2セルに”ABC123-アイウ”と全て半角の文字列を入力しています。
B2セルにStrConv関数で、全角の文字列に変換します。
全角にするには、”vbWide”の指定です。
Sub sample()
'シートの指定
Dim sheet As Worksheet
Set sheet = ActiveSheet
'半角→全角に変換(vbWide指定)
With sheet
.Range("B2") = StrConv(.Range("A2"), vbWide)
End With
End Sub
実行すると、次のようになります。
全ての文字列が全角になりました。
全角→半角
では、A3セルにB2セル(全角にした値)を半角に変換した値を入力します。
半角にする場合は、”vbNarrow”を指定するんでしたね。
Sub sample()
'シートの指定
Dim sheet As Worksheet
Set sheet = ActiveSheet
'全角→半角に変換(vbNarrow指定)
With sheet
.Range("A3") = StrConv(.Range("B2"), vbNarrow)
End With
End Sub
実行すると、次のようになります。
全角の文字列が、半角になりA2と同じになりましたね。
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