【統計に使えるEXCEL関数】平均偏差を求める AVEDEV関数

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はじめに

ひらちんです。

せっかく統計を勉強しているので、統計で出てくる計算をEXCELでやる時に使える関数や機能などをシリーズでお伝えします(^o^)

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AVEDEV関数

平均偏差を求める関数です。

各値と平均値との差である偏差を求めて、その絶対値の平均が平均偏差です。

あまり聞き慣れないですが、データの散らばり具合を表す指標の1つです。

データの散らばり具合の指標には、分散標準偏差を使うことが多いと思いますが、こういうのもあります。

平均偏差があまり使われない理由には、計算が簡単(2乗してるから微分できるとか)だとか、もう少し難しい話の中では、損失関数の計算では、中央値と平均値の違いが出るとかあるみたいな理由で分散標準偏差を使うことが多いそうです。

※この辺は勉強不足のためあしからず。。。

構文

=AVEDEV(数値1[, 数値2, 数値3…])

引数に、平均偏差を求めたい数値を指定します。範囲で指定もOKです。

※数値は255個まで指定出来るよ

次のデータで平均偏差を計算してみましょう!

D3セルに平均偏差を求める、AVEDEV関数を入力しています。

今回は、B2:B15の範囲の値の平均偏差を算出したいので、引数にその範囲を指定しています。

Enterで確定すると

範囲内の数値の平均偏差が表示されました。

AVEDEV関数を使わずに平均偏差を計算して一致するか確認してみましょう。

平均偏差各値の偏差の絶対値の平均ですので

まずはD7セルに平均を出します。

おなじみのAVERAGE関数です。

そして各数値から先程出した平均を引いた値をF列に出します。

コピペで下まで

これが偏差ですね(^o^)

次はその偏差をの絶対値を取ります。

絶対値を取るABS関数を使いましょう。

下までコピペ

偏差の絶対値が取れました。

では、これの平均をとりましょう。

もう一回、AVERAGE関数でいきます。

Enterで確定すると

バッチリですね!

AVEDEV関数で出した平均偏差偏差の絶対値の平均が一致しましたね(^o^)

以上です!

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