はじめに
ひらちんです。
せっかく統計を勉強しているので、統計で出てくる計算をEXCELでやる時に使える関数や機能などをシリーズでお伝えします(^o^)
SUMSQ関数
平方和を計算する関数です。
ただし、統計の勉強をしていると、単純に平方和と記載してあっても”偏差平方和”の場合があるので、文脈をよく理解して単純な2乗和なのか、偏差平方和なのかを判断する必要があるので注意して下さい。
SUMSQ関数は、単純に2乗の和を計算する関数です!
引数の数値、x, y, z が合ったとしたら、xの2乗+yの2乗+zの2乗を計算します。
分散とか標準偏差を計算する時に、公式の途中で使えますね(^o^)
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h36_13.png)
構文
=SUMSQ(数値1[, 数値2, 数値3…])
引数に、平方和を計算したい数値を指定します。範囲で指定もOKです。
※数値は255個まで指定出来るよ
次のデータで平方和を計算してみましょう!
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h41_32.png)
まずは、個別にPOWER関数で2乗を計算して、足し上げます。
POWER関数は、べき乗を計算する関数でしたね(^o^)
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h44_31.png)
C列に2乗の計算結果を表示しました。
では、12行目の合計をしましょう。
普通にSUMします。
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h45_22.png)
SUMSQ関数を使うと、これが一撃でできます(^o^)
B13 セルに、SUMSQ関数で一撃計算しましょう。
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h47_04.png)
引数に、平方和したいセル範囲を指定します。
Enterで確定します。
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/2022-04-10_08h47_45.png)
個別で計算した、C12セルの答えと同じになりましたね(^o^)
以上です!
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