文字列内の指文字列を連結する
CONCAT関数
- 文字列…結合したい文字列を指定します。セルの参照の場合は、複数のセル範囲での指定も可能です。
CONCATENATE関数という、同じように文字列を結合する関数もありますが、 CONCATENATE関数は、セルの参照を利用して結合する場合、セルの範囲を指定することが出来ませんので、使い所は無いでしょう。
サンプル
やってみましょう。
次のようなシートを用意しました。E列にCONCAT関数を使用して文字列をつなぎ合わせます。
E1セルに次の数式を入力します。
=CONCAT( A1, B1, C1, D1 )
Enterで確定します。
結合したい文字列のセルを、カンマ区切りで一つずつ指定しています。
セルの参照でも同じ結果になることを確認します。
E1セルの数式を次のように変更します。
=CONCAT( A1:D1 )
Enterで確定します。
一つずつ指定した場合と同じ結果になりました。
E2セルにも数式をコピーします。
結合されましたね。
複数のセル範囲を指定すると次のような結果になります。
E1セルに次の数式を入力します。
=CONCAT(A1:B2, C1:D1)
A1:B2 と C1:D1 という2つの範囲です。
確定すると
A→B→E→F→C→D の順番で結合されます。
指定したセル範囲内では、左上が優先でその後右に進みます。
セル範囲を指定する場合は、どの順番で結合されるのかに注意する必要があります。
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