【EXCEL VBA 基礎】演算子のこと

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演算子

EXCEL VBAの基本コードを紹介しています。初心者の方が順番に読んでくだけでVBAの基礎コードが理解出来るようになればなと思って、短めの記事で進めて行きたいと思います!

今回は、”演算子”について紹介します!

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演算子とは

演算子は、値や変数に対して何らかの処理を行う記号のことです。算数や数学などでお馴染みの四則演算のような処理を行うものを”算術演算子”と言いますが、プログラミンでは、他にも様々な種類の演算子があります。

算術演算子

算術演算子の一覧

演算子説明
加算(足し算) 文字列の結合
減算(引き算)
*乗算(掛け算)
/除算(割り算)
^べき乗
¥割り算の整数値
Mod剰余(余り)

これは簡単なのでサラッといきます。

次のコードを実行して試してみましょう。

Sub test()
    Dim a As integer: a = 10
    Dim b As integer: b = 8

    MsgBox(a + b)     ' 18
    MsgBox(a - b)     ' 2
    MsgBox(a * b)     ' 80
    MsgBox(a / b)     ' 1.25
    MsgBox(a ^ b)     ' 100000000
    MsgBox(a ¥ b)     ' 1
    MsgBox(a Mod b)   ' 2

End Sub

実行動画

「¥」と「Mod」はあまり馴染みがないかもしれないですね。10を8で割ると1余り2になるので、整数値の部分「1」が「¥」、あまりの2だけが表示されるのが「Mod」です。プログラミングしてるとちょこちょこ需要がある算術

算数や数学と一緒で、一つの式に複数の算術演算子がある場合は優先順位が決まっています。

優先順位演算子内容
()丸括弧
^べき乗
符号を反転
*乗算(掛け算)
/除算(割り算)
Mod剰余(余り)
加算(足し算)
減算(引き算)

上の表のような優先順位が決まっているので、この順番で処理が行われます。

「()」丸括弧でくくられているところは一番最初に計算しますね。

代入演算子

変数に値を代入するときに、これまでも「=」記号を使ってきましたが、このように変数に値を代入する演算子が”代入演算子”です。

次のようなやつです。

var a = "ひらちんの部屋"  // この「=」
演算子説明
左辺の変数に値を代入
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まとめ

今回は、演算子についてまとめました。プログラムの中では何度も出てくるものになりますのでしっかり覚えてくださいね。他にも演算子はありますが、それは制御構文のところまでお預けして一旦ここまで。VBAでは他の言語にあるような、”複合代入演算子”や”インクリメント演算子”・”デクリメント演算子”がありません。。。コード書くのが面倒ですが仕様なので諦めましょう!

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