はじめに
「F2→Enter→F2Enter→」の無限チクチクを一発で終わらす
イミディエイトウィンドウとは、VBA(Visual Basic for Application)を利用する時に使うVBE(EXCELなどに付属しているプログラムの開発環境のエディター/Visual Basic Editor)で使用することができる機能で、主にコードの実行結果を試すなど、デバッグする時に使うものです。
イミディエイトウィンドウにVBAコードを書いて、一気に処理する方法を説明しています!
今回は、「F2→Enter→F2Enter→」の無限チクチクを一発で終わらす方法です。
↓イミディエイトウィンドウの立ち上げ方などはこちら
使い方
前提:表示形式が文字列になってた数字をコピペしたあと、普通の表示形式にしたい
もともと表示形式が文字列になっている数字のセルがあって、それを数字で入れたいから「値だけ」で貼り付けるけど、やっぱり見た目文字列になってる時ありますよね。表示形式で数値にしてみても変わらない。。。F2かダブルクリックでチコチコすると数字になる状態のやつです。
日付とかでもありますよね。見た目日付なのに、日付として認識されてないとか。
数少なかったら、F2→Enter→F2→Enter・・・みたいな感じで力づくでやりますけど、100行とかあったら気が狂いそうになります。
今回紹介する方法を使うことで、そんな「F2→Enterの無限地獄」から脱出出来ます!
【サンプル】
こいつの、「E3:E7」を一撃で数字にします。
コード
ちゃんとしたコード
Range(“E3:E7”).Value=Range(“E3:E7”).Value
省略コード
[e3:e7]=[e3:e7].value
範囲の指定が面倒だったら、マウスかなんかで、「E3:E7」を選択した状態で、
selection=selection.value
でも大丈夫です!
入力画面
「Alt + F11」でVBEを開きます。イミディエイトウィンドウに上記のコードを入力して「Enter」で実行して下さい。
実行動画
結果画面です。
まとめ
チクチクやってた皆さん!是非お試し下さい。
オススメの本
VBAはこの本きっかけだったな~
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