ランダムな数値の配列を作る!
お馴染みのRNAD関数は、0以上1未満の数字をランダムに返す関数でした。
これのパワーアップバージョンみたいな関数だと思ってください!
まぁ、実務ではあまり使い所が分かりませんが(笑)
スピル機能が搭載されたことでできた、新しい関数なので紹介します(^o^)
RANDARRAY関数
行・・・作成する配列の行数を指定します。(省略した場合1)
列・・・作成する配列の列数を指定します。(省略した場合1)
最小・・・生成する乱数の最小値を指定します。(省略した場合0)
最大・・・生成する乱数の最大値を指定します。(省略した場合1)
整数・・・整数(TRUE)か10進数の数値(FALSE)のいずれかを指定します。(省略した場合FALSE/10進数の数値)
何個かやってみましょう!
【1行1列】
=RANDARRAY()
全ての引数を省略しました。
つまり、ちゃんと書くと次のようなことです。
=RANDARRAY(1, 1, 0, 1, FALSE)
「行1、列1、最小値0、最大値1、10進数の数値」です。
お気づきの方もいると思いますが、
=RAND()
と一緒ですね。
再計算されるたびに表示される数値は変わります。
【5行1列】
=RANDARRAY(5)
最初の引数「行」だけ指定して他は省略しています。
ちゃんと書くと次のようになります。
=RANDARRAY(5, 1, 0, 1, FALSE)
【1行5列】
=RANDARRAY(,5)
最初の引数「行」を省略、次の引数「列」だけ指定、その後も省略しています。
何番目の引数を指定しているか分かるように、指定する引数よりも前の引数を省略する場合は、省略した数分だけ「,」を入れます。
ちゃんと書くと次のようになりますね。
=RANDARRAY(1, 5, 0, 1, FALSE)
【5行5列で1から100までのランダムな整数】
=RANDARRAY(5, 5, 1, 100, TRUE)
「行5、列5、最小値1、最大値100、整数(TRUE)」で引数指定でできますね。
まとめ
RANDARRAY関数を紹介しました。実務でどこで使うのかは相変わらず分かりませんが、SORTBY関数などと組み合わせると、ランダムに並べ替えを行ったりなどは出来ますね(^o^)そのへんは、また別の記事で紹介させて頂きます!
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