はじめに
ひらちんです。
今回は、Environ関数を紹介します!
Environ関数は、環境変数に設定された値を取得出来ます。
それを使うことで、ログインしているユーザーの名前やPCの名前などを取得することが可能です(^o^)
Environ関数
引数に指定した環境変数の値を取得出来ます。
※環境変数を指定するときは、%はつけないので注意して下さい。
指定した環境変数があるときは、その値を返し、存在しない場合は「””」を返します。
早速やってみましょう!
環境変数に登録されている情報を取得
Environ関数の引数に、”Path”を指定すると、登録されているPATHの一覧が取得出来ます。
Sub sample()
'①環境変数に登録されている情報を取得する
Dim hoge As Variant
hoge = Environ("Path")
'①は「;」区切りの文字列なので、見にくいから「;」を「改行」
'に変換して出力
Debug.Print Replace(hoge, ";", vbCrLf)
End Sub
「;」区切りのテキストで取得されますので、見やすいように「;」を「vbCrLf(改行)」に変換しています。
Split(hoge, ";")
で配列にぶちこんでも良いですね(^o^)
実行すると次のように、環境変数に登録されている情報が取得出来ます。
ログインユーザー名を取得する
ログインしているユーザー名を取得するには、引数に「”USERNAME”」を指定します。
Environ("USERNAME")
です。
Sub sample()
'ログインユーザー名を取得する
Dim hoge As Variant
hoge = Environ("USERNAME")
'出力
Debug.Print hoge
End Sub
PCの名前を取得する
PCの名前を取得するには、引数に「”USERDOMAIN”」を指定します。
Environ("USERDOMAIN")
です。
Sub sample()
'PCの名前を取得する
Dim hoge As Variant
hoge = Environ("USERDOMAIN")
'出力
Debug.Print hoge
End Sub
CPUの名前を取得する
CPUの名前を取得するには、引数に「”PROCESSOR_IDENTIFIER”」を指定します。
Environ("PROCESSOR_IDENTIFIER")
です。
Sub sample()
'CPUの名前を取得する
Dim hoge As Variant
hoge = Environ("PROCESSOR_IDENTIFIER")
'出力
Debug.Print hoge
End Sub
以上です!(^o^)
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