はじめに
ひらちんです。
今回は、EXCEL画面の一番下部のステータスバーに、独自のメッセージを表示する方法を紹介します。
通常は、この部分はEXCELからの情報が表示されるところですね。
ここにメッセージを表示したいときは、ApplicationオブジェクトのStatusBarプロパティを設定します。
StatusBarプロパティ
簡単ですね。
”独自のメッセージをここに表示するよ”というテキストをステータスバーに表示したいときは次のようにします。
Sub sample()
Application.StatusBar = "独自のメッセージをここに表示するよ"
End Sub
実行すると次のように、ステータスバーにメッセージ(独自のメッセージをここに表示するよ)が表示されます。
ただし、StatusBarプロパティを変更してしまうと、プログラムが終了した後もメッセージはそのままになってしまい、EXCELからの情報が表示されなくなってしまいます(;_;)
次のように、プログラム終了時には、元々の状態(False)に戻してあげましょう。
そうすることで、EXCELからの情報も受け取れるようになります。
Sub sample()
'ステータスバーにメッセージを設定する
Application.StatusBar = "独自のメッセージをここに表示するよ"
'ステータスバーを元に戻す
Application.StatusBar = False
End Sub
実行します。
元に戻りましたね(^o^)
ループ処理なんかで、今どこまで実行してるかみたいなカウンター的に使うことも多いです。
Sub sample()
Dim i As Long
For i = 0 To 5000
'ステータスバーに処理状態を表示
Application.StatusBar = "現在 " & i & " 番目処理中"
Next
'ステータスバーを元に戻す
Application.StatusBar = False
End Sub
何かと使うんで覚えときましょう!
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