空白文字を一気に削除する
VLOOKUPやSUMIF関数など、データから検索して値を抽出するような関数にとって、値の表記ぶれは非常に厄介ですね。
特に、なぜか末尾に空白文字が入っている場合、、、地獄です。
ぱっと見は全く問題ないように見えるので、発見するのに時間がかかるし、大量のデータだった場合、一個ずつ修正するのは一苦労です。。。
今回は、そんなときに、空白文字列を一気に削除する「空白文字を削除」の機能を紹介します!
空白文字を削除
「空白文字を削除」は、「データ」タブの中のメニューにあります。
使い方は簡単です。
空白文字を削除したいセル範囲や列を選択した状態で、「空白文字を削除」を押すだけ。
空白文字を削除したセルの数が表示されますのでOKボタンを押してください。
空白文字を削除したセルの数が表示されるので、OKを押す
次のように、空白文字が削除された状態になります。
先程の、実行結果を見て「ん?」と思ったかた大正解です。
そうです。真ん中にスペースを入れたセルのスペースは削除されていません。。。
実は、「空白文字を削除」の機能は全ての空白文字を削除してくれるわけじゃないんです。
ヘルプを見てみると次のように書かれています。
余分なスペースを削除する
パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
先頭や末尾の空白、または余分な空白を削除するデータ範囲を選択します。
上部の [データ] 次の操作 [空白文字を削除] をクリックします。
注: &nbsp などの改行なしスペースは削除されません。
「先頭や末尾の空白、または余分な空白を削除する」
と書かれていますね。
余分な空白ってなによ?
と思いますよね。
色々やってみましたので次の表で比べて見てください。
同じような機能を持ってる関数のTRIM関数も一緒にやってみましたのでご参考までに(^o^)
どうやら、先頭や末尾は全て削除されるけど、真ん中に入っているものは、残るみたいですね。
真ん中に入っているけど、連続しているスペースは一つにまとめてくれています。
ちなみに、似てますがTRIM関数は、半角スペースにしか反応してないことが分かりますね(^o^)
まとめ
「空白文字を削除」の機能を説明しました。便利に使えますが、全て削除されるわけじゃないことはキッチリ抑えとかないといけませんね!
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