選択した範囲の数値の最大値(最小値)を教えてくれるMAX関数(MIN関数)
選択したセル範囲の中の最大値(最小値)を表示することが出来ます。
例えば、次のサンプル(1から25までの数字を順番に入れただけ)で言うと次のようなことが出来ます。
- 連続した選択範囲内の最大値(最小値)を別のセルに表示する
- 適当に選んだ(連続していない)セルやセル範囲の最大値(最小値)を別のセルに表示する
などです。
という形で、引数に指定した範囲の平均を表示します。※MAXが最大値・MINが最小値です。
それではやってみましょう!
使い方
まずは、先程のサンプルで、引数に指定した範囲の最大値(最小値)を表示します。
G2セルにMAX関数で次の数式を入れます。
=MAX(A1:E5)
G4セルにMIN関数で次の数式を入れます。
=MIN(A1:E5)
連続したセルの範囲を指定する場合は、範囲の一番左上のセルと範囲の一番右下のセルを「:」ダブルコロンで繋ぎます。
Enterで決定すると、G2セルに最大値の「25」、G4セルに最小値の「1」が表示されます。
次に、適当に選んだセルやセル範囲の数値の最大値(最小値)を表示します。
※分かりやすいように、MAXもMINも同じところを選びます。
連続した範囲では無い場合は、一つ一つのセルやセル範囲を「,」カンマでつなぐことでMAX関数(MIN関数)で最大値(最小値)が出せます。
G2セルに次の数式を入れます。
=MAX(B1:B2,C3:D4,E1)
G4セルに次の数式を入れます。
=MIN(B1:B2,C3:D4,E1)
Enterで決定すると、G2セルには「19」、G4セルには「2」が表示されます。
セル選択のテクニック
引数の「範囲」の指定は、直接入力しなくても、「=MAX(」まで入れた状態で、マウスをつかって、目当ての範囲をドラッグすることでも指定出来ます。
連続した範囲でない場合は、「Ctrl」キーを押しながら、ドラッグや選択をすることで、自動的に範囲の書き方で入力されます。
まとめ
関数の中でも基礎の基礎である「MAX関数(MIN関数)」を紹介しました。
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