指定の文字列を指定の回数繰り返す
今回は、指定の文字列を指定の回数繰り返す関数を紹介します。
ビジュアルで分りやすくするために、一覧表の順位ごとにp「★」や「●」をつけたりするときに使えるかな?と思います。
使い方
式自体は簡単です。
繰り返したい文字列と繰り返す回数を引数に指定するだけですね。
もちろん、セルの参照で指定も出来ますよ(^o^)
サンプル
1行目に繰り返したい文字列、2行目に繰り返したい回数を入力したシートを用意しました。
B3セルに、「=REPT(B3,B2)」を入力します。
B1セルは、繰り返す文字列
B2セルは、繰り返したい回数ですね。
つまり
=REPT(”●”, 14)
ということになります。
Enterで入力を確定しましょう。
B3セルに”●”が14個表示されました。
C3セル、D4セルに数式をコピーすると次のようになります。
各々、指定の文字列と回数が表示されました。
基本的な使い方はこれだけです。
順位によって表示される星の数を変える
テストの点数など、ランク付けした一覧データを、ビジュアル的に表示したいときに使えそうです。
あるテストでの得点の一覧表を用意しました。
※C列の順位は、RANK関数で表示しています。
このデータのD列”評価”のところに、順位によって☆マークを付けたいと思います!
☆マークを付ける基準は、
- 1位(トップ)は☆が5つ
- 2位と3位は、☆4つ
- 4位~8位は、☆3つ
- 9位と10位は☆2つ
- 11位(最下位)は☆1つ
という感じにしましょう。
D2セルに以下の数式を入力して、D12セルまでコピーします。
=REPT(“☆”,
IF( C2 <= 1, 5,
IF( C2 <= 3, 4,
IF( C2 <= 8, 3,
IF( C2 <= 10, 2,
IF( C2 <= 11, 1,
0)))))
)
結果は次のようになります。
IF関数がネスト(入れ子)になっているので、ちょっと複雑に見えますが、やっていることはそんなに難しくありません。
REPT関数で、の2番目の引数(繰り返す回数)をC列の順位によって、IFで条件分岐を行っています。
C列が1以下なら5、3以下なら4、8以下なら3、10以下なら2、11以下なら1
といった具合です。
繰り返し回数については、今回は最大が11と分かっているので、決め打ちで入力していますが、
最大数が不明の場合などはもう少し工夫が必要かもしれませんね。
まとめ
REPT関数を紹介しました!
表をビジュアル化するのに使えそうな関数ですね(^o^)
コメント