2つの文字列が等しいかどうか確認する
EXACT関数
構文
=EXACT(文字列A, 文字列B)
”文字列A”と”文字列B”が等しければ「TRUE」違っていれば「FALSE」を表示します。
※注意点
- 「=」を使って比較することもできますが「=」の場合は、アルファベットの大文字と小文字を区別してくれません。EXCACT関数を使うことで、大文字小文字の区別も可能です。
- EXACT関数も「=」を使った比較も、文字列自体を比較するものなので、フォントや書式などは区別されません。
サンプル
やってみましょう。
A列の文字列AとB列の文字列Bを比較します。
まずは、C列にEXACT関数で比較をします。
C2セルに次の数式を入れます。
=EXACT(A2,B2)
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h07_11.png)
Enterで決定すると
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h07_32.png)
C5セルまでコピーします。
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h07_51.png)
2行目は同じ文字列なので、TRUE が返されています。
3行目以降は、ひらがなとカタカナ、全角と半角、 アルファベット 大文字と小文字などが区別されているので、FALSEが返されました。
次に、D列に「=」で比較した数式を入力します。
D2セルに以下の数式を入力します。
=A2=B2
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h08_41.png)
Enterで決定すると
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h09_05.png)
EXACT関数と同じように、2行目はTRUEが表示されました。
D5セルまでコピーします。
![](https://hirachin.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-07_07h09_43.png)
3行目・4行目は、EXACT関数と同じ結果ですが、5行目の英語の大文字小文字は、「=」での比較ではTRUEが表示されました。
「=」の比較では、アルファベットの大文字小文字は区別されないことが分かります。
以上です!
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