四捨五入じゃなくて切り捨てしたい!
仕事で売上データの集計などしてると、小数点以下の数字を処理したいときが出てきますよね?そんなときに使う関数がROUND関数・ROUNDUP関数・ROUNDDOWN関数です。それぞれ少数点以下の数字を丸める関数なので、しっかりマスターしましょう!
ROUND関数
まずは、「四捨五入」です。
まずは四捨五入ができるROUND関数です。引数に数値と桁数を指定します。桁数の指定のしからがちょっと癖があるので具体的に見てみましょう。
次の図を見てください。B1セルの「12345.6789」の数値をA列に入力したROUND関数で答えを出しています。それぞれ引数の桁数の指定を変えています。B列・C列に具体的に入力している内容を表示しています。
このように、桁数の指定は、0を基準に1増えると少数点以下側に、1減るとその反対側に四捨五入が行われる場所が変わるという仕立てです。四捨五入が必要な桁数を確認して引数の指定をしましょう。
ROUNDUP関数
次に「切り上げ」を見てみましょう。
ROUND関数と同じく、引数に数値と桁数を指定します。先程の表をROUNDUP関数で作り直してみます。
こんな感じになります。丸め方が違いますね。切り上げで丸めるので、指定した桁数の一つ前が1より大きい数字だったら繰り上がります。簡単ですね。
ROUNDDOWN関数
同じように、「切り捨て」も見てみましょう。
同じですね。指定した桁数の次で切り捨てが行われます。少数点以下で使うことがほとんどかと思いますが、よく使う関数だと思うのでしっかりマスターしましょう!
コメント