重複の無いデータを作れるUNIQUE関数!
たくさんあるデータから重複しないデータを作りたい!そんな時結構あると思います。
重複しないデータを作る方法はいくつかありますが、今回はUNIQUE関数を使った方法を紹介します!
めっちゃ簡単です(^o^)
UNIQUE関数は、新しい関数でMicrosoft365版のExcel、2018年9月発売の「Excel 2019」、2016年9月発売の「Excel 2016」で使えます。
もともとは、Googleスプレッドシートでおなじみでしたね😁
UNIQUE関数
範囲を指定するだけで重複しないデータが取り出せちゃうスペシャルな関数です。
次のサンプルでやってみましょう!
重複した食べ物の名前のリストがあります。
C1セルに次の数式を入力します。
Enterで決定すると
重複しないデータが抽出されました。
C1セルに数式を入れましたが、C2からC6セルまで値が表示されていますね。
これだけです(^o^)簡単ですね!
これは、EXCELに最近搭載された「スピル」という機能(数式の答えが1セルで収まらないものでも表示出来る)で、この機能が搭載されたことによって、UNIQUE関数などスペシャルな関数がいくつか追加されています。
便利な使い方
UNIQUE関数を便利に使う方法を一つ紹介します。
入力規則でおなじみの「プルダウンリスト(ドロップダウンリスト)」の元のデータ(リスト)範囲をUNIQUE関数で表示した範囲にすることで、プルダウンリスト(ドロップダウンリスト)が自動的に増える仕組みが作れます。
先程のサンプルのF2セルに入力規則でプルダウンリスト(ドロップダウンリスト)を作ります。
F2セルを選択した状態で「データ」タブの「データの入力規則」に
「入力値の種類」を「リスト」にして、「元の値」を「=C1#」と指定します。
C1セルは、UNIQUE関数の数式が入っているセルですね(^o^)
「#」はUNIQUE関数など、スピル機能を使った数式の答え全てを指定するという記号です。これによって、UNIQUE関数の返り値が増減しても対応出来るようになります。
C1セルに入っている、数式は次のようでした。
=UNIQUE(A1:A12)
固定の範囲「A1:A12」となっているので、このままだとA13以降にデータが入力されても反応してくれません。
これを、A13セル以降にデータが追加された場合も対応出来るように、UNIQUE関数の引数の範囲を列ごと指定しちゃいましょう!
こうすることによって、プルダウンリストのデータ元であるC列がA列のUNIQUEなデータになるので、A列にデータを追加すると、新しいデータだった場合は自動的にプルダウンリストの内容が増えていくという仕組みが出来ます。
動画で確認してみましょう!
後でA列に入力した「チキンライス」や「オムライス」がプルダウンリストに出てきましたね。
ちなみに、気になる人は気になったと思いますが、、、、
UNIQUE関数の指定範囲を、列にすると、結果に「0」が出てきちゃいます。。。
サンプルにも出てますね。
そして、プルダウンリストにも「0」の選択肢が出てきちゃいます。
また詳しくは別の記事でやりますが、FILTER関数を組み合わせることで「0」が出るのを回避出来ますので、数式だけ紹介しておきます。
C1セルの数式を次のように書き換えます。
=FILTER(UNIQUE(A:A),UNIQUE(A:A)<>””)
やってるのは、UNIQUE関数で抽出したデータから空白以外を抽出している感じです。
これで「0」が消えてスッキリしましたね(^o^)
まとめ
UNIQUE関数を紹介しました!Googleスプレッドシートでもある関数ですね(^o^)
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