条件によってセルの書式を変える
EXCELではおなじみの“条件付き書式”機能ですが、もちろんGoogleスプレッドシートにもあります!
今回は、その条件付き書式について紹介します!
条件付き書式の場所
まずは、「条件付き書式」の場所です。「表示形式」タブを開くと、下の方に「条件付き書式」があります。
使い方
次のサンプルを使って使い方を紹介していきます。
店舗ごとの、「時給」「エリア」「最低賃金」の一覧表です。
各店が最低賃金を満たしているのかを確認出来るように、条件付き書式を使って確認したいと思います。最低賃金より下回っていた場合にセルが赤くなるようにしてみましょう!
まずは、条件に一致した場合(最低賃金より下回っていた場合)に色付けをしたいセルを選択します。今回は、時給の欄に色付けするように時給の欄を選択します。ここで選択したセルに書式が設定されます。
次に、「表示形式」タブから「条件付き書式」をクリックします。
画面右側に、次のようなメニューが表示されます。
「条件付き書式設定ルール」というメニューが表示されますので、ここで条件を指定します。
今回は、最低賃金よりも”小さい“時に色が変わるように設定したいと思います。
条件付き書式設定ルールは以下のようになっています。
「範囲に適用」については、今回は設定する範囲を選択してから「条件付き書式」をクリックしたので、自動的に設定範囲が入っています。後からでも変更したり設定したりが可能です。
「書式のルール」に条件を指定します。
「書式設定のスタイル」は、書式のルールに合致した場合、設定範囲の書式をどのようにするかを決めます。
書式のルールを見てみましょう。
「セルの書式設定の条件」のプルダウンは以下のようになっています。
今回は、「最低賃金よりも小さい」場合にセルの書式を変えたいので、「次より小さい」を選択します。
「値または数式」を入れるボックスが出現します。
今回の場合、”より”小さいの基準となるセルを指定します。
今回は、設定する範囲を、”範囲”で指定していますが、条件に指定する場合は、一旦、範囲内の最初のセルだけを考えて、比較対象のセルを指定します。
この場合、設定範囲が「B2:B8」ですので、「B2」に対して、比較するセルを選択します。
B2と比較するのは、「D2」なので、「=D2」と指定します。
指定すると、すぐにスプレッドシートの該当のセルの色が変わることが分かります。B2以外の範囲も連動して条件指定がされます。
この比較する相手を指定するところが間違えやすいので注意してください。
次に、条件に合った範囲の色を「赤」に変えましょう。書式設定のスタイルから塗りつぶし(背景色)のボタンを押すと、色パレットが表示されます。
色パレットから好きな色を選んで選択してください。今回は「赤」を選びます。
図のように、条件に合った範囲が「赤」になりました。
書式は、お好みで変更することが出来ますので、色々試して見てください(^^)
まとめ
ここでは全てを紹介していませんが、基本的には考え方は同じです。他にも条件付き書式を使うことで、様々な条件を設定することが可能ですので、表を見やすくしてプレゼンや分析をパワーアップさせるために是非いろいろ挑戦してみて下さい!
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